面構(つらがまえ)

皆さん、こんにちは、センムのほうです。

今年1月、103才で亡くなられた、片岡球子画伯の
代表作に富士山シリーズと、面構シリーズというのが
ありまして、その「面構」のはじまりとなった
面構 足利尊氏、義満、義政」の絵を昔、本かなにかで見まして
その面白いデフォルメとわかりやすい色づかいが記憶に残っておりました。

そのモチーフとなった木像のある、足利歴代将軍の菩提所、等持院
敬愛する片岡仁左衛門似のカメラの先生と行って参りました。

私たちが着いたときは、まだ観光客も誰もいませんでしたので
ほんとに貸切状態で見学することができました。
磨り減った床板や畳が素足に心地よかったです。

受付で木像の写真を撮ってもいいですかと尋ねたところ、
三脚以外はいいですよとのことでしたので、いよいよ霊光殿へ。

初代尊氏が信仰していた地蔵尊(伝弘法大師作)を
本尊として、とりかこむように、歴代将軍の坐像がありました。
一体一体がかなり大きく立派で、眼には水晶をはめ込むなど
細部にわたる写実性など素晴らしいものでした。
ただ徳川幕府の前の政権ということもあり、潤沢なメンテナンスの
お金がなかったのか、傷みはけっこう激しかったです。

興味深かったのは、歴代将軍一体一体の出来不出来の個体差が
結構あったことです。ご存知のとおり室町幕府は三代義満の時に
最盛期を迎え、あとは衰退していきます。

球子画伯も着目したように、初代の尊氏、三代の義満、八代の義政の
出来がやはり素晴らしいですね。
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                         足利尊氏 公


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                         足利義満 公


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                         足利義政 公


「優しい将軍」尊氏、「文化人の将軍」義政の性格もよく表現されています。
資金も潤沢だったのでしょうね、義満像だけ材質もちがうような、、、
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もうひとつ気になっていたのは、「万人恐怖」。恐怖政治を敷いた六代義教を
どのように表現しているかだったのですが、結構フツーな感じでした、肖像画で
見る限りは織田信長と重なる神経質なイメージがあったのですが、どちらかと
いうと息子の八代義政の顔つきが抱いていたイメージに近かったです。
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                         足利義教公

例の如く先生からお借りしたVR70~300mmズームレンズのおかげで
ブレなく、なかなか撮れない画角にて撮影することができました。あぁ満喫しました。

次に、その義満が建てた金閣鹿苑寺に行きました。京都を代表する観光地でも
ありますので、人はいっぱいいます。特に外国の方だらけでした。
先生と駆け足撮影です。

その後、石庭で有名な龍安寺へ。ここも人だらけ(笑)。時間帯が時間帯なので
静寂さとかは求めることができませんでした。

その次は平安時代創建の仁和寺・旧御室御所へ、やはりお寺の間取りは
時代ごとに違うものですね。土地がいっぱいあったからかな、広い!
代々皇室の門跡寺院だったこともあり、壮大です。
奈良の法隆寺に行ったときにも感じたのですが、時間が止まっているような
タイムスリップしたような感じがしました。

で、その次は足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために創建した天龍寺へ。
ここも大きな寺院です。夢窓国師設計の庭が有名です。大方丈が開け放しに
なっておりまして、畳に座ることもできます。良い風が吹いていました。
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金閣鹿苑寺~龍安寺~仁和寺~天龍寺と 怒涛の世界遺産4連発です!
充実した一日を過ごせました。
先生暑かったですけど、楽しかったですね。また行きましょうね。
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by amagasakimotor | 2008-08-10 21:33 | 社長ブログ

ていねいに誠実に85年 尼崎一番の老舗修理工場 最新故障診断機の導入でフォローもバッチリ!! 第10・11回兵整振自動車整備技術コンクール尼崎支部代表として連続出場


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